「心配性だね」って言われたことはありませんか?
この【心配性】って、褒め言葉…?それとも嫌味…?と、相手からのイメージの良し悪しが伝わりにくい言葉ですよね。
とはいえ、確かに自分でも「心配性だな~」って思う瞬間はありませんか?
実は、日本人の女性の多くが心配性だと自覚しているようです。特にコロナ禍の現在では、日常生活でもより敏感になり心配事が増えて疲弊している人も多いのだとか。
心配性はあまり良くないイメージに囚われている人が多いですが、心配性はいい面もありますし、心配性のストレスが溜まる側面を改善できる方法もあります!
心配性だと自覚がある方、心配性と言われて気になる方のために、意外な心配性の事実をまとめたので是非参考にしてみてくださいね。
「心配性だね」と言われた!相手の心情は?
自分が心配性だと気づくのは、他の人のささいな一言だったという方も多いのではないでしょうか?
心配性の人は周りからの評価に敏感ですので、その言葉、裏にどういう意図があって言ったのか気になりますよね。
文脈・言葉の背景による
結局のところ、相手や言葉の文脈によって変わるので人それぞれということになります。
が、大抵の場合、嫌味っぽいニュアンスを含むことがほとんどでしょう。というより、心配性をネガティブに捉えてしまう人が多いので、嫌味っぽいと受け取ってしまう人がほとんどでしょう。
心配性の人は、「あんなことが起きたらどうしよう」と、一つの事象に対して色々な事態を想定することができます。そのため、場合によっては「そこまで考える必要ある?」という風に思われることもあります。
ですが、色々な想定をすることは、正しい選択をしたりリスクを回避するには必要なことなので「心配性だね」という言葉に変換して言っている場合が多いでしょう。
心配性は、〇〇が多い人がよく言われる!
心配性だと言われるのは、言動に対してだと思いがちですが、もう一つよく言われる場面がありますよね。
それは、荷物が多い人です!
普段から荷物が多い人は、色々な人から「心配性だね」と言われることが多いのではないでしょうか?
このことに関しては、特に嫌味っぽいニュアンスは含まないでしょう。
「あれも必要、これも必要」と考えていると、必要以上にモノが多くなってしまうことはありますよね。以前から、荷物多い人=心配性のようなイメージはあったので決まり文句のように受け止めればいいでしょう。
最近は何故か「荷物が少ない方が良い」みたいな風潮がありますので、人によっては嫌味っぽく行っている人はいるかもしれません。しかし、多かれ少なかれその荷物はその人のものですし、自分が持つものなので気にすることはありませんよ。
あなたは心配性?心配性診断チェックリスト
心配性は先天的な要素が大きいので、心配性であるという自覚がない人が多いです。
自覚があったほうが良いというわけではありませんが、自覚があったほうがストレスを上手く対処できたり、不安の原因がわかるかもしれません。
自分が心配性かよくわかっていない人は、以下のことに共感できるか試してみてくださいね。
一つの物事に対して色々なパターンを想定する
心配性の人は、一つの物事に対して色々な事態を予測しがちです。
旅行へ行くにも、「もし明日電車が遅延して飛行機に間に合わなかった場合、他の行き方を考えよう」など、あまり起こることがないようなことまで考えてしまいます。
実際はあり得ないようなことも、もしかしたら…と予測できることは全て予測します。なので、一つの行事に対する精神的な負担が大きい人は心配が原因となっているのかもしれませんね。
最悪の事態を想定しがちなので、考えがネガティブな方向に寄り気味という傾向もあります。
柔軟性が欠ける・想定外に弱い
マニュアルがあったほうがありがたい、型にはめられている方が作業しやすいなど、心配性な人は真面目な傾向にあり、トラブルがあったときや想定外の出来事が起きた時の対処が苦手です。
真面目で、型にはまらない方法や人には若干苦手意識がある人がいます。
作業は正確にマニュアルに沿って行うことができますが、柔軟性に欠けるため、臨機応変な対応をすることが苦手です。
そのため、先ほどもいったようにいくつも想定外のパターンを用意して全て想定内にすることで、状況が変わってもある程度の対応ができるようになります。
ですが、その想定外のパターンに当たってしまった時に上手く対応できなかったり、臨機応変な対応をとることは難しいという心配性の人も多いです。
人の目や人からの評価を気にしてしまう
周りからの評価が気になる、どう思われているのか気になるという人も心配性に多い特徴です。
あまり良い言い方ではありませんが、自意識過剰な側面があることが多いです。
「今の言動で嫌な気分にならなかったかな?」「変に思われていないかな?」など、常に人の気持ちを汲み取ろうとしたり、人からの評価を気にします。
自分に自信がないという理由よりも、「自分のせいで他の人が不快な思いをしたら申し訳ない」という考えが原因となった結果、他の人を主体にして自分の価値決めてしまいがちです。
人のことを思いやれるという素敵な部分を持ち合わせる一方、他の人は心配性の人ほど考えていないので、見返りがない分人間関係でストレスが溜まりやすい傾向にあります。
完璧主義
ちょっとしたデートでも下見に何回も行ったり、飲み会の幹事を任されたらなるべく満足させられるように色々な場所に下見に行くなど、準備を怠らないのも心配性の特徴です。
完璧にこなせば自分に悪い影響はない=完璧にすれば心配する必要がない、となり、ささいなことでもなるべく完璧に仕上げようと努力します。
ちょっとした飲み会などでも、お店の雰囲気を知るために口コミを熟読したり、メニューを調べて予算を計算したり、一緒に行く人の嫌いな食べ物がないかチェックしたりなど、かなり手間隙かけて準備したことが当たり前だったりしませんか?
絶対に成功させなければいけない場合なら、プライベートを削ることを厭わない、むしろ準備がプライベートの時間に組み込まれていることは当たり前になっているのも、心配性の特徴になります。
心配性はストレスが溜まりやすい?
心配性は、抱える悩み事や気にすることが多く、ストレスがたまりやすいです。
ストレスの元となる心配性の特徴をご紹介します!
心配を引きずる
「家の鍵閉めたっけな…」「火消したっけ…」など、現状ではどうすることもできない心配をしてしまうことはあると思います。
その心配を外出中引きずってしまい、仕事が手につかない・せっかくの外出が楽しめないなど、悪循環と化してしまい、結果ストレスに繋がってしまうんですね。
また、人に対しての心配も同様です。
「あの言葉は不快に捉えられたかも…」とその後しばらく引きずってしまってはいませんか?
このような心配は、その心配を解決できる方法がない・すぐにはないため、いくら心配をしてもただ不安が募るだけなんです。
結果ストレスの原因になるのですね。
思考がネガティブになる
ネガティブ思考はストレスの原因になります。
期待を裏切られることが怖い・想定外のことが起きることが怖いため、極力ダメージを少なくするために悪い方向に考えてしまい、結果ネガティブになるのですね。
ポジティブに心配するならそもそも心配する必要がありませんので、心配事が増えるとその分ネガティブな発想になってしまうのはある意味必然的と言えます。
ネガティブになると気持ちが暗くなり、自己肯定感も下がるため、ストレスが溜まる悪循環にはまってしまいます。
ささいなことが気になる
ほんの少しのことが心配になり、その積み重ねによってストレスに発展している場合も多いです。
物事の大きさや重要度に関わらず、何でも心配してしまうことで自分に嫌気が差したり、人から呆れられることもあります。
細かすぎる心配は、自分のみならず他人も呆れさせてしまい、そこで「相手の気分を損ねなかったかな?」と心配が発生するという悪循環が生まれます。
悩みを解決しにくい・溜め込みやすい
些細な事でも、そうでないことでも、心配する量が多いと悩み事も増えます。
解決できない心配事をするとその分溜まっていくので、自分の中に悩み事が蓄積されていきます。
また、友人や家族に相談しても冗談半分な返しをされたり、大したことないとあしらわれたりするので気軽に相談することもできません。
そのため、悩み事がどんどん自分の中に蓄積され、ストレスの原因になってしまうのですね。
心配性を改善した方法5選
心配性を特段直したりする必要はないかと思いますが、心配性のほうがストレスは溜まりやすく、考え方もネガティブになりがちになるのです。
心配性をどのように直すかをご紹介します。
まずは形から!全て断シャリする!
全てを断シャリすることで、極力余計なものを持たない状況を作り出します。服やモノ、自分の部屋にあるものはもちろん、人間関係も断シャリします。
まず、モノの断シャリは、そのカテゴリーに対して悩む時間を減らします。服の断シャリは服に悩む時間を減らしましたし、持ち物の断シャリをした時は忘れ物が減りました。
心配性な人は、忘れ物は精神的な不安に繋がります。
持ち物の断シャリや服の断シャリは気分の安定と時間の節約に役立ちました。
また、人間関係の断シャリもとても効果的でした。
どう思われているかを気にしない人とだけ関係を続けることで心の負担が減ります。人との繋がりは大事といいますが、縁を切るわけではないですし、仲良い人を抽出するだけなのですぐにできます。
周りの目線を狭める
周りの目線が気になる、どう思われているか心配という人は、周りの目線を気にしなくなれば解決しますよね!
…と言いたいところですが、それが一番難しいですよね。というか、周囲の人の目線を気にしないで生きていけるスキルが簡単に身につけられるのなら、今ごろ大きな話題になっているはずです。
人の目線を気にしないというのは無理なので、気にする人数を減らすことから始めましょう。
例えば、街中でたまたま目が合った人とのことを、5分後もずっと気にしますか?
たまに会う同僚のことを、日常生活もずっと考えていますか?
大抵の人は考えていません。そこまで深くない関係なら、あなたより優先するべき人や物事があるからです。
毎日顔を合わせて話す、コミュニケーションをとる、親密な関係であるなら話は別ですが、そこまででもない人からどう思われているか心配するのは、単純に時間の無駄です。
「あの人、今どう思ったのかな」と考えても他の人の感情はわかりませんし、正解もわかりません。
あなたが思っているより他の人はあなたのことを考えていないものです。
万人からどう思われているか心配でしょうがないという人は、まずは心配する対象を狭めることから始めましょう。
何に対して心配しているのかを明らかにする
今、自分が何に対して心配しているのかを明らかにするということを行ってみてください。
心配事を考えすぎると蓄積され、時に何に対して不安になっているのかわからなくなり、どうしようもない不安に襲われてしまいます。
そうするとわけもなく悲しくなったりネガティブ思考になってしまうのです。
まずは、今の不安はなにが原因なのかを突き詰めてみてください。
どのように行うかというと、筆記開示・一人ブレーンストーミングを利用した方法が当てはまります。
- 何に対して心配しているのかを紙に書き出してみる
- その中で、自分の不安の原因として割合が高い原因にしるしをつける。
- その原因はどうすれば解決できるのか、いつ解決できるのかを考え、書き記す。
このようにして行います。
自分が思っていることを紙に書いて目視化できるようにすること、自分の不安の原因を突き詰めて解決する道筋を立てることで、余計な心配に襲われることなく解決に向けて行動することができます。
これは続けていくうちに、不安要素の大きくない心配、つまりいらない心配との区別が自然に行えるようになりますし、ネガティブ思考の改善や気持ちを落ち着かせる効果もでてきます。
目視化することであまり頭の中になかった大事なことも思い出すきっかけになり(明日は〇〇の期限だったなど)忘れ物が圧倒的に減りました。
真面目になりすぎない
全てが他人基準になっているから真面目になるのです。
ここで羽目を外したら誰かが困るかもしれない、私は真面目キャラだから真面目にいなければいけない…と。
何か想定外のことが起こっても受け入れられなかったり、頑固な側面はあなた自身の視野を狭めてしまいます。
真面目も良いことですが、真面目が正しいとは限らないので、あまり型にこだわりすぎずに生活する方がストレスも溜まらずにすみました。
心配性は悪いことではない!
ネガティブに考えてしまいがちな心配性の方ほど、心配性なんていいところない…と思いがちです。
しかし、デメリットもあればメリットもあります。
リスク回避の思考や、計画的に物事を進めることができたり、相手を思いやる気持ちを持っている人が多いとも言われています。
生まれ持った性質を簡単に治すことは難しいですが、自分と向き合って少しずつより良い方向に持っていくことならできます。
無理に自分を変えようとする必要はありません。自分が必要だと思ったら改善すればそれでいいと思います。
おわりに
今回は心配性についてご紹介しました!心配性の人は共感していただけたのではないかと思います。
上記でも少し触れましたが、この記事を読んでくださっている方の中には悩み事が多かったり、溜め込んでストレスを抱えている人も多いのではないでしょうか?
そこでオススメなのが、占い師さんに相談してみるという方法です。
やはり悩み事を解決するには、第3者の意見が欠かせませんし、占い師さんならあなたの悩みに適切な占いであなたを導いてくれます。
悩み事をためてしまうのも悪循環になり、また心配事が増えるくらいだったら、占いで解決の手がかりを探す方が手っ取り早いですよね。
心配性で困っていたり悩みがある方は是非占ってみてくださいね。
以上、「『心配性だね』って言われた…これって悪口?心配性の特徴とストレスフリーになる改善法を大公開!」でした!