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それって本当に当たる”占い”なの?本物の占い師はコールドリーディングを理解して見抜く!

突然ですが、あなたの占い、本当に”占い”ですか?

「この先生の占いは本当に良くあたる」「言い当てられた」など、友人に話したことがあるという方や、口コミサイトに投稿したという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかしその中には、超能力を使った占いだと思っていたものが、一種の心理的会話術を利用しているだけ、つまり「超能力」などを使ってない占い師さんもいます。

今回は、占い師さんたちがこぞって使用する心理的会話術「コールドリーディング」についてご紹介します。

コールドリーディングとは?

女性 人気 好かれる 尊敬まずはコールドリーディングとは何か?についてご紹介させていただきます。

そもそもコールドリーディングって何?

”リーディング”とついているので、占い技法のうちの一つなのかな?と思いがちですが、そうではありません。

コールドリーディングとは、予め情報を集めずに相手の情報を一切知らない状態で、相手の気持ちを言い当てるという会話術のことです。

一見、事前情報なしにこんな会話ができるなんてすごい!と感じるかもしれません。

しかし、事前情報なしに相手の気持ちを言い当てることができるのは、そう難しいことではないんです。

コールドリーディングのカギとなるのは、「万人に対して共通していること」を言うことによって相手が「え!なんでわかったの?」となり、相手を信頼する、という部分にあります。

例えば、占い師の常套句「最近大きな悩み事があったようですね」なども、「(占いに来ている)万人に当てはまること」ですよね。そうでなければ、何を占いに行くのでしょうか?

このくらい直接的な言い回しなら、「当たった!」と感じる方は少ないかもしれませんが、「最近人生の中でも3番のうちに入るほど大きな困難にぶつかっているようですね」のように、少しだけ具体性を含ませた場合は「なんでわかったんですか?」など、言い当てられた!と感じる方が多くいるのです。

これを相手の身なりや表情などから読み取って適切に質問を変化させていくことで、相手との信頼関係が生まれ、相手の方から悩みや相談、自分がこれからどうしたいかを聞き出すことができるようになります。

このように、特別感をだしつつも比較的多くの人に当てはまるように質問することにより、相手に「なんでわかったの!?」という興味を惹き付ける手法がコールドリーディングになります。

占いでは基本とした術ですが、営業や恋愛で使用している人も多いです。少し系統は違いますが、メンタリストのDaiGoさんなんかもこの効果を上手く利用しているようですね。

コールドリーディングのメリット・デメリット

コールドリーディングは、相手と信頼関係を築いたり、相手との距離を縮めるために有効な手段として使われています。

先ほども申し上げたように、短時間で信頼関係が築けることはコールドリーディングのメリットです。

また、なかなか心を開いてくれないような相手だとしても、コールドリーディングで徐々に距離を縮めることができます。

コールドリーディングは、自分の人生に漠然とした不安を抱えている人に大変効果的です。

漠然とした不安を抱えている人々は、自分の漠然とした不安の正体と、この先どうすればいいのかという予測に対して非常に敏感な反応を見せます。

そんな時に、初対面なのに自分のことが全てわかっているかのような素振りをされたら、自分が不安に感じていることまでわかってくれてそうで、それはもう依存コースまっしぐらになるのです。

まさにこのような特性を上手く利用しているコンテンツが占いになりますので、占い依存になる方がいらっしゃるのも頷けるわけです。

信頼関係が築きやすいというメリットがある一方で、コールドリーディングを良く知っている人にはあまり効果がない場合もあります。

また、コールドリーディングに頼りすぎると、距離感の詰め方に疑問を持たれる場合や、信頼関係が壊れかねません。

心理学を応用した会話術ですので、相手が単純に会話を楽しみたい場合にもコールドリーディングは不向きになります。

コールドリーディングと占い

占い師 電話占い 水晶 おすすめ なるには確定申告 税金コールドリーディングと占いは密接に結びついており、腕の良い占い師さんを見極めるには、この関係性を知ることが重要です。

今回は、コールドリーディングについてお話していきます。

コールドリーディング×占い

漠然とした情報から相手の不安に対して答えを出さないといけない占いでは、あたかも自分が見透かしているように見せかけながら情報を集められるコールドリーディングとの相性は抜群です。

占いに来る人々は、恋愛、仕事、金銭、将来、家族など、なんらかの不安があって占いを求めているのです。中には、単純に占いというコンテンツが好きな人もいらっしゃるかもしれませんが、その人にだってかつては占いに来る理由がある、あるいは占いという不確かなコンテンツを楽しみにきているわけです。

”未来予知”や”超能力”と評価されていている以上は、人々の将来や不安など、不確かなものできるだけ確実性のあるものにして返答しなければなりません。また、(まともな占い師さんなら)その人の人生がより輝くようなアドバイスも添える必要があります。

そのためには、相手自身かある程度情報を引き出した方が、より的確な返答ができることになりますよね。

そう考えると、占いとコールドリーディングが密接な関係で、実践している占い師さんも多数存在する理由が見えてくるのではないでしょうか?

むしろ、評価の高い占い師さんこそ、相手のストレスのはけ口あるいは相談役となるべく、コールドリーディングをうまく使い合わせているように感じます。

コールドリーディングを使う占い師はダメ?

占い師さんがコールドリーディングの手法を使うと「いやいや、霊能力とか超能力じゃないの!?」「なんかずるくない?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

ですが、占いに通うお客さんが「また次もあの人に占ってもらおう」と感じるのは、信頼関係ができてこそ。

電話占いや対面鑑定の短い数十分である程度の信頼関係を作り、相手の不安を取り除くために自分の言うことを信じてもらうには、コールドリーディングは欠かせない方法になるかと、私は考えます。

というより、コールドリーディングで相手の望んでいることを読み取りながら悩みの核心に迫っていった方が、お客さんの満足度も高くなりますよね。

しかし、占いへの注目度が高まり、さらにSNSの普及によって比較的占いビジネスに参入しやすくなった今日、占い=コールドリーディングになっている占い師さんも多く存在しています。

さらに、占いよりもコールドリーディングに重きをおくあまり、会話術で時間を稼ぎ、問題の根本的解決には目を向けない占い師さんも多くいらっしゃいます。

この記事では、コールドリーディングを使用していない占い師を見分ける方法ではなく、コールドリーディングに頼りすぎない占い師を見極める方法を提案させていただきます。

コールドリーディングのメカニズム

コールドリーディングを行う人に共通する目的として考えられるのは、相手との信頼関係の構築です。

本来であれば、相手と信頼関係を作るために相手と多くの時間を共に過ごし、理解することで信頼関係が出来上がります。

しかし、コールドリーディングを行えば、自分が全て理解されているかのような安心感があり、「この人なら自分をわかってくれる」などと信頼関係が生まれるようになるのです。

では、相手の見透かす技術というのは、どのような技法が使われているのでしょうか?

コールドリーディングの技法は、大きく4つに分かれています。

1,相手を観察する

相手の外見から相手の性格を推測します。

髪の色や長さ、声色、表情、服装、持ち物など、外見はその人の人生や生活を連想させます。

髪色の変化や顔や手のしわ、持ち物からある程度の年齢を推測することができます。

また、服のしわや靴の汚れ、爪の手入れ具合などは人物の性質を推測する材料にすることができます。

”シャツにアイロンをかけるほど几帳面なんだな”とか、”年季が入っているけれど綺麗なスニーカーを履いていて物持ちがいいんだな”とか。

あるいは、”服装には気を遣っているけれど、バッグの中はあまり整理されていないから、周囲から自分がどう見られているかを気にする人なんだな”とか。

また、持ち物から年齢や配偶者の有無、子供の推測も可能です。

見た目から性格を完全に見極めることは難しいですが、どういう部分に生活の重点を置いているのか、そこからどんな問題が予測されうるかを考えることはできます。

また、相手の表情や態度、癖(貧乏ゆすり、足を組むなど)も判断材料になりますよね。

このように、相手から得られる断片的な情報を観察して相手を見抜いていくことが、コールドリーディングの技法のうちの1つです。

2,質問を投げかける

相手の心を揺さぶるように見せかけた普遍的な質問を投げかけます。

例えば、「あなたは人前では明るく振る舞っており、周囲への気配りもできるような人柄をお持ちのようです。ただ、知らぬ間に自分のことが後回しになり、そのせいで疲弊してしまっているように感じますが違いますか?」など、相手の心を労わる、気持ちをわかっているように見せかけて案外普通のことを言っていますよね?

悩み事を占いで解決する方は、多くが周囲への気遣いや利他的な行動をしているように思いますので、これはその人”だけ”に当てはまることでもないのです。

ただ、こうやって自分の性格の細やかな部分に気がついてくれる人、そしてそれを伝えてくれる人って本当に少ないじゃないですか。

人への気配りとか、利他的な行動って大体は「〇〇さんって本当優しいよね~」とか「気遣いができるよね」とか、大きくまとめられてしまうことが多いですよね。

ですが、上記の例でいうと「自分ではなく相手を優先する優しさ」とか「自分を抑えて環境に適応できる能力」とか、普段人知れず自分がやっていることをしっかりと言葉で伝えてくれているのです。

なので、「うわー!当たってる!」という感覚になりますし、同時に「自分をわかってくれてる」という気持ちになります。

そして、この質問は「違いますか?」と訪ねています。この質問に「違います!」と答えれば、その前の文章の人物像とは違う!ということを表します。

あくまで日本人の場合ですが、”利他的”だとか”気配り”とか”空気を読む”とか”自分を抑える”だとかを好む傾向があります。

そのようなことを否定することは、なかなか難しいのではないかと思います。

また、否定したとしても「上記の人物像とは別である」という情報を得ることができるため、この質問は非常に便利なのです。

3,相手の反応を伺う

質問をした時、多くの人は質問されたことが合っているか、合っていないかはあまり考えません。

先ほどの「あなたは人前では明るく振る舞っており、周囲への気配りもできるような人柄をお持ちのようです。ただ、知らぬ間に自分のことが後回しになり、そのせいで疲弊してしまっているように感じますが違いますか?」という質問に対して、回答者は、自分がそのような人物か、そうではないかということあまり悩みません。

むしろ、今までの人生の中でそのように感じた経験を思い出し、話しだす等の反応をとることが多いでしょう。

また、表情(眉毛が上がったり、瞳孔が開く、口角が緩むなど)の変化もあるとお思います。コールドリーディングは、このように相手への質問と相手の観察、推測、そしてまた質問といったルーティーンで相手との信頼関係を築くのです。

僅かな表情の変化を感じ取ってその後の展開を変えていく必要があるので、高度な技が必要となります。

また、相手の反応がイマイチでも、「あなたはまだ気がついていないのですが、そういった優しい一面もあるように感じます」などと切り替えすこともあります。

ジョハリの窓ではありませんが、自分の知らない一面があると言われると案外納得してしまうものなのです。

相手の表情を観察しながら、相手の性格や悩みを推測する作業も、コールドリーディングにおいては非常に重要な役割です。

4,相手から情報を得る

質問、観察、推測という順序を経ていくうちに、「この人は私の全てをわかってくれるかもしれない」という期待と安心感、信頼関係が生まれます。

そんな短い間にただ質問するだけで信頼関係が築けるの?と感じるかもしれませんが、自分の良い部分も悪い部分もすべて受け入れてくれる人、加えて自分の私生活には何の影響も及ぼさない占い師という立場の人間なら、出来合いの信頼関係はかなり容易く築かれるものです。

その結果、「実は…」と自ら口を切りはじめます。相手が超能力を使って自分のことを見透かしているように見せかけて、実際は自分から情報を渡してしまっているのです。

相手からの情報ももちろんですが、過去自分が対話した人の情報から統計的に性格を類推することがあります。

この人は心配性みたいだ、この人は人前のときに自分を偽る傾向にあるな、など、これこそ「経験がものをいう」というわけです。

占い師さんも、占い歴が長ければ長いほど信頼される理由の中には、自分が鑑定してきた人々からある程度正確の特性を分けることができているからかもしれません。

コールドリーディングの手法

注意 リスク 占い おすすめ 占い師コールドリーディングには、相手の心のバリアを突破するいくつかの手法があります。

どんなにガードが固い人でもコールドリーディングで心を開いてしまうこともあるほど、手法の組み合わせ方によって様々な効果が期待できるのです。

占いも同様に、コールドリーディングの組み合わせによって相手の核心に迫ったり、信頼関係を築くことができます。

サラっと覚えておくだけでも占い師を見分けることに十分効果を発揮できるでしょう。

両極端な性質を並べる

「あなたは〇〇ですね」というだけでなく、「あなたは〇〇な面もあり、一方で〇〇な面もありますね」と伝える方法です。

人は、社会的な場面で振る舞う面と、信頼している人の前で振る舞う面、自分の前でしかださない面など、様々な面で構成されています。

ある一つの特性だけ言ったところで「あーそれは表の顔ね・・・」と、どこか納得できない部分が意識的にも無意識的にも残ります。

そこで、両極端の性格を並べて伝えることで、”自分の隠された一面”を言い当てられたように感じるのです。

また、両極端の性質を述べることで、どちらかは当たっていないけれど、どちらかは当たっている場合が多いのです。

その場合、「〇〇な一面は確かにあるかも…」などと何かしらの反応を示したり、自分が当てはまると感じたエピソードを話し始めます。

このように、両極端な性質を並べて質問する手法は、

  • 一つだけ性質を伝える時よりも的中する確率が上がる/当たっていると思わせることができる
  • 相手の反応でどのような性格か大まかに予想することができる
  • 相手が自分からエピソードを話してくれるため、その他の情報を得ることができる

など、相手の不信感を説くための第一突破法として非常に有効な方法なのです。

曖昧にする

初めから断定的に言わず曖昧にすることで、自然と当てはまることを探してしまうことをうまく利用した方法です。

例えば、「あなたから犬に関するイメージが見えてくるのですが…」と伝えると、「犬を飼っていたんです!」と言う人もいれば、「そうそう、隣の家の犬がうるさくて悩んでいるんです」と言う人もいれば、「最近犬柄のポーチを買ったんです~」と言う人もいるでしょう。

犬に関して明確なことは何も言っていないけれども、ただ「犬」という具体性や親近感のあるワードを耳にしただけで、相手は自分の記憶の中にある犬と勝手に結びつけるのです。

曖昧にすることで、相手は自分の中にあるイメージとつなげるので、あたかも当たったような感覚になるのです

曖昧にする方法は、悩み相談に入る切り口でよく使用されます。「最近環境が変化したように見えますが…」など、悩みの種となることを探り当てるときに使うと、悩んでいることに焦点を当てられますし、相手が話しやすい流れを作ることができるのです。

曖昧にする手法は、

  • 不確実性が高いことを言っても怪しまれない
  • 会話のペースを相手に合わせることができる
  • 確実に多くの情報を聞きだせる

など、非常に効果的なのです。

おだてる / 褒める

おだてたり褒めたりすることは、コールドリーディングの中でもかなり重要な手法なのです。

というのも、相手の心理状態を読み解くコールドリーディングでは、闇雲におだてたり褒めたりするだけでは相手は納得してくれません。

「どういうところが」「どのように」など、この部分では具体性を組み込むことが求められます。

「あなたは賢い人ですね」ではなく、「自分の中の善悪がはっきりしているようで、協調性がありながらも、自分が悪いと思ったことには加担しないという人間的な賢さを備えているようですね」など。

それまでの会話の流れ、挨拶の有無、対面占いなら持ち物や表情などを観察していると、相手がどんな言葉を欲しているかのヒントが散りばめられています。

褒めるなんて誰でもできるよ!と思うかも知れませんが、”信頼を獲得するため”のおだて方は難易度が高いのです。

また、”話し方がうまくなる”的な本に、”とりあえず相手を褒めろ!ほめれられる部分を探せ”みたいなことが良く書いてあり、”実際にこういう言葉で褒めよう!”みたいな例文集も見かけたことがありますが、コールドリーディング、特に占いの世界では逆効果なのです。

褒められて気分がよくなる人は確かに多いのですが、的外れな褒め方は相手にプレッシャーを与えてしまったり、不信感を募らせる原因にもなりかねません。

「褒められると期待されているように感じて居心地が悪くなる」方や、「おだてられると表面的な感じがして人間関係がうまくいかず悩んでいる」など、褒められる、おだてられること自体に不信感を募らせている人もいるのです。

誰でもできる会話術を暗記したようなテンプレートか、一人一人を観察してこその言葉のチョイスかは、良い占い師を見極める際にも重要になってくることです。

コールドリーディングの質を左右するのは、この手法だと考えられるでしょう。

闇雲に褒める占い師さんがいたり、的外れなことを言ってくる占い師さんには要注意です。

ダブルバインド

ダブルバインドという有名な心理学の方法があります。

ダブルバインドとは、選択肢を予め絞った上で相手に判断を委ねる方法です。

占いより営業や恋愛テクニックとして使用されていることが多いように感じます。

例えば、「お昼ご飯食べる?食べない?」ではなく、「お昼は和食にする?それとも洋食?」と聞くことです。問題点をずらすことで、相手に違和感を与えずに自分の意図した通りの方向で話しが進むトリックです。

占いではよく恋愛の解決策として使用されているように感じます。

「復縁するか?しないか?」ではなく、「復縁は電話か?それともLINEか?」のように話の論点をずらすことで、復縁をする前提で話を進めるのです。

上手く利用すれば相手を状況を変化させたり、進展させることに有効です。

しかし、ダブルバインドはコールドリーディングをする側である程度質問を定めてしまうので、相手に不信感が募ることもあります。

ダブルバインドをする側としては、相手に判断を委ねることができるので相手の自立性を促せる良い面と、自分が選択肢を狭めた上で相手に選択の責任を委ねる悪い面を持ち合わせることになります。

なので、ダブルバインドを受ける側(占いされる側)は、”自分が本当に悩んでいること”を明確にしておかないと、思わぬ方向に論点が向く場合があります。

個人的にダブルバインドは、自分勝手にものを決められるようで苦手なのですが、ダブルバインドを使うことで一歩踏み出すことができた!と感じる人もいるので、やはり適性があるのでしょう。

弱点を指摘する

弱点を指摘することによって、「しっかりと自分を見てくれているんだな」という感覚に陥ります。

特におだてることと併用されていることが多く、弱点を指摘しつつもその後おだててフォロー、がワンセットである場合が多いです。

人は誰しも自分に納得のいっていない部分があります。その部分というのは、自分で気づいていながらも、他の人からどの程度弱点として見られるかって意外とわからないものです。

たとえ「私ってこういうところがあるんだよね~」と言っても、「そんなことないよ~」が決まり文句ですし、なんならこの言葉以外が返ってくるとなんとなく複雑な心境になりますよね。

あえて日常生活で聞きなれない弱点を指摘することで、「弱点までわかるの!?」と意表を突かれるのです。

また、弱点を指摘した後にフォローすることによって後味が悪くならず、むしろ「良いことも悪いことも話してくれる占い師さん」などと信頼度が増していくのです。

自己幻想を引き出す

多くの人は、内に秘めている野望があります。

「自分はもしかしたらすごい能力を秘めているのかもしれない」「あの時あの道に言っていればもっと成功していたかもしれない」など、たられば話は誰にでもあることです。

ただ、そんなことを周りの人に話したら、非現実的だとか、傲慢だとか、馬鹿にされることは想像できるでしょう。

そのような誰にも言っていない野望や欲望を引き出すことによって、「この人はなんでもわかってくれているのかも」や、「この人にはなんでも言って良いんだ」という信頼関係が生まれるのです。

誰にでもある「もっとできるんじゃないか?」「もっと認められるべきなのでは?」という自己幻想を引き出すことが、より短時間で相手との距離を縮められるのです。

コールドリーディングを利用して占い師を見極める

電話占い 占い師 選択冒頭に記した通り、占い師さんがコールドリーディングを使うことは特別悪いことでもありません。

むしろ、コールドリーディングで相手を知ることによって、悩み事により的確にアドバイスできるということも考えられるのです

しかし、中にはコールドリーディングを悪用する占い師さんもいます。

この章では、今まで紹介したコールドリーディングの知識を活かしつつ、良い占い師さんと悪い占い師さんを見分ける方法をご紹介します。

腕の良い占い師か、そうでない占い師かを見分けるポイントは2つあります。

ポイント1: 本題に辿りつく時間に注意してみる

占いをする方は、”抱えている悩み”や”占ってほしい将来”に対しての答えを求めますよね。

本来であれば、占い師さんはそのような本題に対して重点的にアプローチを行わなければいけません。

しかし、コールドリーディングを長く行って話を脱線させることで時間を使い、電話占いの料金がなるべく高くなるように仕向ける占い師さんもいらっしゃいます。

また、悩みの本質に触れないことで、占いが”当たらない”ということを物理的に回避し、自身の名誉が下がることを避けられるのです。

ついついコールドリーディングに気を取られると、時間やお金が取られるばかりになり、時間稼ぎをしたい占い師さんの思う壺です

本題に入るまでの時間に注意しましょう。

また、悩みは何なのか?占ってほしいことは何か?を予めまとめて置いた方が、占い師さんも対処しやすくなりますし、あなた自身も占いへの軸がはっきりするため、時間を使いすぎることなく本題に映れるでしょう

ポイント2:質問の量や内容に注目!

占いにおいての質問の量や内容に注意しましょう。

コールドリーディングにおいて抽象的だったり曖昧な質問はよくあります。これこそ、あたかも”当たったように見せかける”方法なのです。信頼関係を築くため、もちろん抽象的な質問をする時はありますが、終始抽象的質問ばかり投げかけてきたり、質問が多く、肝心の悩みについての解答は得られない、など。

また、あまりにも表面的すぎる言葉ばかりだと、会話術の本のテクニックだけで占いとしてサービスを得ているだけかもしれません。

占いのエンターテイメント性を無視してコールドリーディングで心理学用法を適当に並べただけでは、ただのペテン師です。

コールドリーディングは、相手の情報を収集するための方法であって、相手に”当たってる!”と思わせるのは、その先の占い鑑定においてです。

コールドリーディングだけで占いを乗り切ろうとする占い師を見極めるには、質問の量や内容に注目しましょう。

まとめ

今回は、コールドリーディングについて、また、コールドリーディングを使って占い師を見抜く方法をご紹介しました。

せっかく占ってもらうのなら、心理学的要素だけの占いではなくて、エンターテイメント性がしっかりと確立されている占いがいいですよね。

是非、今回の方法を参考にしてみてください!

以上、「それって本当に当たる”占い”なの?本物の占い師はコールドリーディングを理解して見抜く!」でした。

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