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そのまま捨ててない?お守りの正しい処分方法は?人からお守りを貰うのはNG?お守りの管理についてご紹介!

厄除けや開運など、古来から願いを叶える縁起物として親しまれているお守り。

みなさんの中にも、お守りを持っている人は多くいらっしゃることでしょう。

しかし、お守りを持っていても誤った扱い方のまま覚えていたり、処分に困ったりした経験があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、お守りは正しく扱わないとその効果を発揮するどころが、運気を下げてしまうこともあるのです。

今回は、お守りの正しい扱い方や、意外と知らないお守りの知識をご紹介します。

お守りとは?

古くからお守りを持つ文化があるので、小さいころから当たり前のようにお守りを使っていると、お守りについて意外と知らないことが多いことに気づかされます。

お守りの基本知識についてご紹介します。

お守りとは?

お守りは、厄除けを初めとした就学、開運、仕事、恋愛、家内安全、交通安全などを祈願するための縁起物です。

小型の御札に神様や神社の名を記し、小型のお守り袋に収めているものをお守りとしている神社やお寺が多くあります。中には御札そのままのタイプやカード型、キーホルダー型、矢守型などもあります。

元々は、魔除けや厄除けとしての意味合いが強くありましたが、現在では神社仏閣の特色に応じた様々な願いの意味を持つお守りが非常にたくさんあります。

常に身に付けることでお守りに込められた力を発揮し、危機や災難から身を守ってくれるとされています。

お守りの起源

お守りが誕生したとされているのは縄文時代。魔よけとして人々が持ち始めた勾玉が、お守りの起源だとされています。

仏教が伝わり広まりはじめた6世紀ごろ呪符が配られ、人々は厄除けとして、あるいは体内にある厄(=病気)を取り除くという意味で、昔はおまじないの一つとして医療目的で使用されたこともありました。

呪符から現在の広義にわたる”お守り”としての意味を持つように変化したのは、平安時代であるとされています。

また、厄除けの意味を持つはお守りは、肌身離さず持ち歩かないと効果がないことから、現在のような持ち運びができる小さなタイプになったといわれているのです。

お守りの効果はある?

お守りを持つ方の中には、持ってるけど効果はあまり期待していない方もいらっしゃるでしょう。

起源はおまじないの一種になりますし、目に見えて効果が起こるわけでもないので「持ったところで…」という気持ちになるのはわかります。

お守りの直接的な効果は確かに目に見えてわかることではありませんが、心理的な効果は期待できますよ。

例えば、交通安全のお守り。「お守りを持っていても1年何もなかったな~」と思っても、よく考えてみると交通安全のお守りなんですから、何もなかったら十分効果が発揮できていますよね。

交通安全のお守りなんだから、大きな事故に遭っていなければお守りとしての役目は十分です。

また、交通安全のお守りを持っていたとしても事故に遭わないなんてことはありません。

お守りを持っていたとしても、お守りの効果が科学的に証明されているわけではありませんので、中には事故に遭ってしまわれた方もいらっしゃるでしょう。

しかし、事故に遭ったからといってお守りに効果がないと決め付けてしまうのはあまりにも都合が良すぎます。

「このお守りがなかったらもっと大怪我をしていたかもしれない」「このお守りのおかげで軽症ですんだ」など、物事を良い方向に捉えることができる効果もあります。

お守りは、プラスの効果(宝くじがあたって大金持ちになるなど)を期待するのではなく、マイナスがよりマイナスにならないこと(財布を落とさなかった、目立った大きな支出がなかったなど)に対して安堵するようにすれば、お守りを買う意味や効果は十分期待できるのです。

また、お守りを持つことでプラシーボ効果によるパフォーマンス能力の向上も期待できるでしょう。

プラシーボ効果とは

プラシーボ効果とは、実際には効果のない偽薬を効果があると信じ込ませて病人に投与する実験を行いました。すると、その効果を信じ込んだ病人は偽薬であるにも関わらず、ある程度回復したのです。このことから、思い込みによる自身のパフォーマンスの変化のことを表します。

例えば、有名な合格祈願のお守りを持っていると「このお守りがあれば合格できる」と信じ込むことで安心感が生まれ、リラックスした状態で試験に望めることがあります。

人は自分の支えになる存在、あるいは責任を分担できる存在があると、パフォーマンスが変化することがあります。

合格祈願のお守りを常に持ち歩いている人は、「これさえあれば合格できる!」と、自信がついたり安心感が生まれるのです。

一方で、お守りを忘れてしまうと「お守りがないから合格できないかも…!?」と、不安や緊張の元となる可能性もあるのです。

良い効果もあるお守りですが、メリットがあればデメリットもあるもの。お守りを過剰に信頼しすぎるのも好ましくありませんね。

とはいえ、お守りに限らず効果に科学的な証明は保証されていないことはまだまだあります。神頼みでお守りを所持しておくと、いざという時守ってくれるかもしれませんね。

お守りの正しい身につけ方とNGな身につけ方

瞑想 簡単 マインドフルネス今はお守りが当たり前に存在しているのであまり知られていませんが、お守りには正しい身につけ方があります。

また、多くの人がやっているあまりよくないつけ方もあるのです。

正しいつけ方とNGなつけ方をご紹介します。

お守りは持ち歩くべき?保管方法は?

一番多いのがこちらの疑問。お守りは持ち歩くべきなのか、それとも自宅に大切に保管すべきなのか?

基本的には、お守りを持ち歩くことが正しい扱い方となります。

お守りは、そのお守りの神社やお寺の神様の居所の代わりとなるもの。

お守りを持ち歩くことによって、いつ起こるかわからない危ない状況から、神様が助けてくれるのです。

お守りを持つことにより安心感が得られることも含めて、お守りは常に持ち歩くと良いでしょう。

普段お守りを持ち歩くことができない場合は、自宅で大切に保管しましょう。

家にお守りを保管することは、NGな保管方法ではありません。ただし、自宅に保管する場合は、神棚に保管することが望ましいです。

お守りを長期間引き出しの奥(普段目に付かない部分)にしまった状態にすること、また、ぞんざいに扱うことはNGです。

お守りはどこにつけるべき?

お守りを持ち歩くとき、どこにつけるか悩みますよね。

毎日同じ鞄で通勤通学するのならば鞄でも大丈夫ですが、鞄を使い分ける人にとっては、鞄につけると取り外す手間がかかるので持ち運びに不便です。

鞄につけるときも内側にチャックがなければ外側につけることになるので、お守りの内容を知られることが恥ずかしい人や、お守りをつけていることを見せびらかすように感じる人にとっては、鞄に付けることは好ましくないでしょう。また、雨に濡れる可能性や落としてしまうことも考えられます。

鞄に付ける場合は、内側のポケットにしまっておくか、内側のチャックにつけるようにしましょう。

鞄につけない場合は、手帳に挟む、あるいはペンケースにしまっておくと落とす心配や他の人にバレる心配も少ないはずです。

迷った時はお守りの内容に纏わる場所に保管すると良いでしょう。以下、例を挙げておきます。

  • 学業関係→ペンケース、通学鞄
  • 金運関係→お財布、小銭入れ、カードケース
  • 交通安全関係→通勤鞄、パスポートケース、定期入れ
  • 恋愛関係→鞄、手帳、コスメポーチなど
  • 健康関係→手帳、鞄

上記は一例ですが、自分の中で大事にしているものにくくりつけるなど、お守りを身に付けられて、大切に扱う工夫ができると良いでしょう。

お守りを持ち運べない場合は?

お守りは常に身につけることが望ましいとされていますが、持ち運べない場合は家に保管しておいても大丈夫です。

家に保管する場合は、神棚に保管するようにしましょう。

神棚がない場合は、「清潔」「目に付く」「高い場所」の3つの条件が揃った場所に置くように心がけてください。

引き出しの中にしまうなど、お守りが目に付かない場所には置かないよう注意しましょう。

そのまま持ち歩くのは大丈夫?NG?

そのままストラップにしてお守りを持ち歩く人もいれば、お守りを保管するための専用のポーチを持つ人もいます。

この場合、どちらかが正しいわけではありません。お守りをストラップのように持ち歩いても、御札はお守り袋に入っているので、そのまま持ち歩いても全く問題ありません。

とはいえ、お守り専用の袋を作ったりポーチを作ると、お守りに傷をつけずに保管できるので、可能なら専用の袋やポーチを持つことも良いですね。

お守りの持ち運び方法について特に決まりはありませんが、大切に扱えるようにすることが重要です。

どんなお守りがある?

広島東照宮 中国地方 ランキング パワースポット おすすめ一口にお守りと言っても、その種類はたくさんあります。

お守りを授かる前に、自分の悩みに応じたお守りは何か探してみましょう。

今回は、代表的なお守りとその効果をご紹介します。

学業に関するお守り

学業に纏わるお守りの意味は、”合格祈願”と”学業成就”になります。

”合格祈願”のお守りは、受験や資格試験の合格に対しての願いが込められています。合格祈願のお守りは、受験生がこぞって授かりにいく様子が思い浮かびますよね。

一方、”学業成就”の意味もあります。成績向上を目指す方、勉学に励みたい方におすすめなのは、学業成就のお守りです。

恋愛(縁結び)に関するお守り

恋愛に関してのお守りは、”恋愛成就”と”縁結び”の意味があります。

”恋愛成就”は、現在の恋愛が上手く運ぶよう願いがこめられています。

片想いが実る、恋愛のトラブル回避などの効力を持つので、片想いを含め恋愛対象がいる方は”恋愛成就”のお守りがおすすめです。

”縁結び”のお守りは、「新しい縁」「今ある縁」の両方の縁が結ばれるよう願いが込められています。

新しい出会いの中で良い縁に恵まれたい方、婚約したパートナーとより強い絆を築きたい方にオススメです。

金運(仕事)に関するお守り

金運に関してのお守りは、”金運上昇”、”財運上昇”、”商売繁盛”や”千客万来”などの意味を持ちます。

”金運上昇”は、お金に纏わる全体的な運気を高めてくれます。「お金が増える」ことにフォーカスするのではなく、無駄遣いや急な出費を増やさない意味もあるため、全体的にはお金が溜まる願いが込められています。

”財運上昇”は、財産が増えていくよう願いが込められています。

”商売繁盛””千客万来”は、お店の売り上げアップや繁盛に繋がるお守りです。

また、仕事をするとお金が増えることから、仕事に関してのお守りも金運のお守りと一緒にくくられていることが多いです。

先ほどの”商売繁盛”や”千客万来”も仕事にまつわる願いですが、他にも”出世祈願”や”昇格昇進”もあります。

出世や昇格が進むように願いが込められています。また、その際給料アップやキャリアアップの願いも込められています。

安全に関するお守り

安全に関するお守りは”交通安全、”家内安全”、”航空安全”の意味を持ちます。

”交通安全”のお守りは、事故や災害に遭わないように願いが込められています。

よく車にお守りをつけている人が多いですが、交通安全は車のみならず乗り物による事故が起きないよう願いがこめられています。

”家内安全”は、家族の安全を願うお守りです。家内安全は、お守りよりも御札で授かる人が多いですね。

”航空安全”は、空の旅での安全への願いが込められています。旅行がお好きな方や、出張が多い方、もちろんパイロットやCAさんにも人気です。

健康に関するお守り

健康のお守りは、”健康祈願”、”病気平癒”、”長寿祈願”の意味が込められています。

”健康祈願”は、健康状態の人が、そのまま健康でいられるための願いが込められています。

”病気平癒”は、病気の回復を願うお守りになります。

”長寿祈願”は、この先も長生きできるようにという願いが込められています。

健康に関するお守りは、どんな人に贈っても喜ばれますので、お守りを贈りたいと考えている人にもオススメです。

意外と知らないお守りのルールとは?

巫女 厄年 厄払い 前厄 後厄お守りを持つと、古くから言われている

実はあまり知られていない本当のお守りのルールをご紹介します。

複数のお守りを持つことはダメ?

「いくつもお守りを持つと神様同士が喧嘩して怒るから、お守りは最低限度にするべき」言われていることを聞いたことはありませんか?

しかし、「お守りはいくつまで」「複数所持していてはいけない」などの決まりはありません。神様が喧嘩することもありません。

もしかしたら、見えるところにお守りをたくさんつけていると「そんなにたくさんつけて貪欲だ」と思う人がこの迷信を作り出したのかもしれません。

日本は「謙虚」や「無欲」「平等」を好む傾向があります。多くの悩みを持っているのは皆当たり前だから、いくつものお守りに縋ることはズルい!と感じてしまう人もいたのかもしれませんね。

「お守りを複数持つと神様同士が喧嘩してしまうから良くない」という迷信はかなり深く日本に根付いているようで、どうしてもお守りを複数持つことに抵抗感がある人は少なくありません。

ただ、この迷信は特に根拠がなく色々な神主さんが否定しているので、お守りは複数所持しても問題はないでしょう。

ただ、「たくさんお守りを持っていれば何があっても大丈夫」のように、お守りをたくさん持つことで他力本願になる考え方は望ましくないとされているので、注意してくださいね。

お守りにも期限がある!

お守りを授かった後、同じお守りをずっとつけたままにしていることはありませんか?

お守りに関する意外と知られていないこと2つ目は、お守りにも期限が決められていることです。

基本的に、お守りの期限は授かってから1年とされています。

お守りは、身代わりとなって災厄から守ってくれると言われています。ですので、1年経過したら新しいお守りに交換すると良いでしょう。

また、交換するタイミングに特にこだわりがない方は、新年を目安としてお守りを交換することをおすすめします。

1年の始まりは、運気にも大きな変化がある時。厄年のはじまりも新年に合わせてですので、新年に交換することが望ましいでしょう。

新しいお守りを授かったとき、それまで身につけていたお守りをどうするかについては、次の項でご紹介します。

正しい処分方法は?

新しいお守りを授かったときに、古いお守りを自宅で保管したままにしている人は意外と多いのです。

古くなったお守りにも正しい処分方法があります。

処分方法として最も一般的なのは、お守りを授かったお寺、あるいは神社にて処分してもらうことです。

お守りをお寺や神社に持っていくと向こうで処理してくれますので、可能な方はお寺や神社に持参しましょう。

お守りを授かった神社やお寺に訪れることが難しい、あるいはどこで授かったか忘れた方は、近所のお寺や神社でも構いません。

その場合は、以下のことに気をつけましょう。

  1. お守りを授かったのは、お寺か神社か判別する(大体お守り袋の裏面に書いてあります)
  2. お寺の場合は、宗派に気をつける
  3. 出来る限り、事前に問い合わせをしてから行く

お寺で処分してもらう場合、宗派が異なると回収してもらないこともありますので注意してください。

事前に問い合わせをしてから訪れると確実だと思いますので、HPや電話で確認して行きましょう。

どうしても神社やお寺に赴く時間がない場合は、郵送で受け付けているところもあります。郵送する場合も、事前の確認は必須です。

神社やお寺で処分してもらうことが確実とされていますが、自宅で処分することも可能です。

自宅でお守りを処分するには、「①可燃ごみで処分する」「②自宅にてお焚き上げをする」という2つの方法があります。

「①可燃ごみで処分する」ときには、和紙の上にお守りを置いて、左回し、右回し、左回しの順で塩をかけます。最後に、下に敷いた和紙でお守りを包み、可燃ごみとして処分します。

「②自宅にてお焚き上げをする」場合は、①の要領でお守りを和紙で包み、その状態で火をつけるようにしましょう。

②は火を取り扱うので、火を扱えるような十分なスペースの確保、水の準備もしっかりと行ってからお焚き上げを行うようにして下さいね。

人にお守りを贈るのはNG?

恋愛、受験、病気・・・。困難が迫り来るときにお守りを頂戴すること、あるいは大切な人の苦しみが少しでも和らぐように、お守りを贈りたいと思った経験はありませんか?

一方、お守りを贈ったりいただくことはどうなの?と思う人もいるはずです。

お守りを贈ることに関して、大丈夫かNGかは度々議論になるようですが、多くの人はお守りを贈ることは大丈夫だと結論付けているようです。

お守りを贈ることに関しては特に問題はありませんが、一歩間違えれば押し付けになってしまうので、相手との距離感や悩み事に配慮してお守りを贈るようにしましょう。

また、宗教の関係で贈り物を頂くことが禁止されている方もいらっしゃいますので、贈られる側への配慮も必要です。

お守りをいただくことに関しても、特に問題はありません。

贈る側も、贈られる側も共通する注意点とすれば、お古を渡すことや、お守りを貸し借りすることは好ましくありませんので、注意しましょう。

まとめ

今回は、お守りについて意外と知られていないことをご紹介しました。

お守りに関しての知識を身につけて、正しくお守りを扱うようにしてくださいね。

また、オススメの神社やお寺、参拝する時のマナーも合わせて知っておくと便利ですよ!

以上「そのまま捨ててない?お守りの正しい処分方法は?人からお守りを貰うのはNG?お守りのあれこれをご紹介!」でした!

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