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占い師になる!確定申告は必要?税金に関して紹介!

占い師 確定申告 税金

ネットの発達によって、個人事業を始める方も増えてきていますよね。

特に最近、副業として注目されている占い師

占いは現在も需要があるコンテンツですので、占い師を職業にしようと考えている方も多いのではないでしょうか。

注目を浴びている占い師ですが、占い師でお金を稼ぐとなると発生するのが税金問題。

占いをビジネスにするとなると、当然収益に対する税金が発生するため納税しなければいけないのです。

複雑な税金制度ですが、わかりやすいようにご説明するので安心して下さいね。

はじめに

占い師 確定申告 税金一口に占い師といっても、どのように収入を得るかによって税金の関わり方が大きく変わってきます。

個人で始めるのか、会社に属するのか、占いをメインにしたブログのアフェリエイトで収入を得るのか、電話占いで利益を出すかなど、様々な方法があります。

これからいくつかに分類しますので、自分の当てはまる条件はどれになりそうなのか当てはめてみてくださいね。

個人事業をはじめる or 雇ってもらう

占い師でお金を稼ぐとなると、個人事業として占いを始めるのか、占いを専門に扱っている会社に雇ってもらうのどちらかに当てはまると思います。

まず前者の個人事業に関してですが、会社に属さずに占いでお金を稼ぎたい場合は個人事業になります。

個人事業と聞くと大規模なビジネスを想像するかもしれませんが、個人的に行う電話占いやブログによるアフェリエイトなど、占いコンテンツを個人的に運用して継続的に収入を得る場合は個人事業になります。

一方で、占いの会社に入ってお仕事を貰ったり、会社を経由して電話占いを行いたい方もいらっしゃいますよね。

個人ではじめるのが不安だという方や、最初は会社に入っておいてコツコツ経験を積みたい方は、会社に雇ってもらう占い師が向いていると思います。

個人開業ならば利益を自分が管理できたり、比較的自由なタイミングで仕事をすることができる反面、経理や確定申告など、複雑な金銭面も自分で管理しなければいけませんし、知名度のない状態だと顧客の獲得も苦戦するでしょう。

会社に雇ってもらい占い師になる場合は、複雑な金銭関係のやり取りは少なくてすむでしょうし、初心者でも占い師として活躍できる場面が用意されていることもありますが、利益の多くは会社側に持っていかれてしまいますし、決められた時間や規則などがある場合も多いというデメリットがあります。

両方メリットもデメリットもありますので、ご自身のライフスタイルに合った方を選択してくださいね。

確定申告とは?

確定申告とは、毎年1月1日から12月31日まで一年間の所得を合計し、合計に対する税額を計算した後に翌年2月16日から3月15日の間に申告・納税することです。

確定申告は年末調整をしているサラリーマンやアルバイト・パートの人以外で、収入がある人は基本的に申告する必要があります。

また、副業として継続的な収入がある人、二社以上の給与がある人も基本的に確定申告をする必要があると言われています。

所得と収入の違いについて

確定申告をする前に、基本用語について抑えておきましょう。

「所得」と「収入」という2つの言葉、聞いたことあるけど意味がごちゃごちゃになっていませんか?

収入・・・売り上げ金額

所得・・・収入から必要な経費を差し引いた金額

簡単に言えばこのようになります。

例えば、電話占いで得た売上金が100万だとすれば、この100万円が収入にあたります。

しかし、電話占いをするにも電話代などの通信費、広告費、また場所代として光熱費や家賃などが合計40万ほどかかりました。

このような仕事に関連する出費(この場合は40万円)のことを必要経費といいます。

必要経費は、仕事に関して必要な出費であり、あなたが自由に(プライベートなことに)使えるお金ではありませんよね。

なので、収入から必要経費を差し引いた分が、あなたの手元に残るお金=所得となります。

この場合でいうと、

収入(100万)-必要経費(40万)=所得(60万)

収入は100万円でも、実際に手元に残るお金、つまり所得は60万ということになります。

この所得によって確定申告の有無が変わることがありますので

  1. 収入
  2. 必要経費
  3. 所得

の3つを抑えておきましょう。

個人事業で占い師になる場合

占い師 確定申告 税金ここからは、パターンごとに確定申告や税金問題についてご説明させていただきます。

まずは個人で占い師になる際(個人事業主である場合)の確定申告の有無や税金についてご紹介します。

占いをするにあたって会社に入社したいと考えている方は、次の章をご覧ください。

個人事業で占い師を目指す場合の確定申告

現在給与がなく(会社に勤めていない)、これから占い師一本でお金を稼ぐことを目的としている方もいれば、副業として占いを利用してお金を稼ごうと考えている人もいらっしゃいますよね。

他の仕事の傍ら副業として占い師を始めるのか、本業で占い師を始めるのかによって確定申告が必要な条件が変わってきます。

  • 本業で占い師を始める場合・・・所得が38万円以上で申告
  • 副業で占い師を始める場合・・・所得が20万円以上で申告

本業(専業)として占い師をはじめようと思っている方は、所得38万円を超えたら確定申告が必要になります。

副業の場合は、20万円以上所得が発生すると確定申告をしなければなりません。

開業届けについて

本業・副業に関係なく、占い師や電話占いを個人で開業した場合は、個人事業扱いとなりますので開業届けを提出することになります。

開業届けを提出するタイミングとしては、開業して一ヶ月以内と記載されていますが、タイミングに厳しい決まりはないようです。

ですので基本的には開業して一ヶ月が目安とされていますが、事業が軌道に乗ってから開業届けを提出する人も多いみたいですね。

開業届けを出すメリットとしては

  • 節税できる
  • 赤字を3年繰り越せる
  • ビジネス用の口座を持つことができる

などが挙げられます。(青色申告の場合)

一方、デメリットとしては

  • 所得が20万円以下だとしても確定申告が必要
  • 失業保険の給付ができない

などが挙げられます。

20万円以下の場合でも確定申告が必要なので、開業届けを出すのはデメリットが大きいのでは?と思うかもしれませんが、しっかりと副業・本業として占い師を目指しているのならば、何にせよ確定申告は必要になります。

そもそも、開業したら開業届けを提出することが原則ですので、占い師として継続的な収入を見越しているのならば開業届けを提出しましょう。

雇われ占い師になる場合

占い師 確定申告 税金始めは占いを取り扱う会社に入って場数を踏みたいという方や、大きな会社に入ってお仕事を貰おうと考えている方もいらっしゃいますよね。

その場合大半は、占い師を雇用している会社と契約します。

雇われ占い師として活躍したい方の税金事情をご説明します!

本業として雇われ占い師になる場合

占い館占いブースなどの占い師さんは基本的に占いビジネスを展開している会社と契約しています。

このように本業として契約している場合は、基本的に会社側が年末調整(確定申告)をしてくれます。

地道に経験を積んでスキルアップを目指す人の中には、まずはアルバイトとして会社と契約するケースもしばしば見受けられます。

占い師のアルバイトの求人は、インターネットでも多く見つけられます。また、経験者のみならず、未経験者でも採用する企業もあります。

会社とはいえ時給や固定給ではなく、出来高あるいは歩合制を採用している企業が多く見受けられますので、メディアなどに出演したり事務所に所属している占い師以外だと、占い師の仕事のみで生活費をまかなうということはなかなか難しいようです。

その結果、結局個人事業として電話占いやネット占いと両立する人も多くなり、結果的には確定申告が必要なんだとか。

とはいえ、大きな会社ともなればその分お客さんもいるもの。評判が広まれば有名占い師としてステップアップできます。

話が逸れてしまいましたが、会社に雇用されると確定申告の心配は特にないところがほとんどでしょう。

副業として雇われ占い師になる場合

普段は会社勤めで、アルバイトとして雇用されて占い師になる場合は、基本的には確定申告が必要になります。

会社勤めの方が副業で占い師になる場合、大半の方は個人開業での占い師を目指しますが、始めのうちは実戦経験を重ねたいという方は、占いビジネスを展開している会社と契約して占い師になる方法が向いているでしょう。

副業として他の会社に雇われるということ関しては、お勤め先の会社によって副業に関するルールが違うため、副業に関する規則に則るのが基本です。

2社以上から給与を貰っている場合には、基本的には所得の多さに関係なく確定申告が必要になります。

よくあるQ&A

占い師 確定申告 税金確定申告や個人事業に関する疑問を抜粋してまとめました。

具体的に、必要経費って何?

冒頭に少し触れましたが、必要経費とはその仕事のために購入したもののことです。

占い師の必要経費に関しては、例えば以下のようなものがあげられます。

  • 通信費・・・電話料金・インターネット料金
  • 広告宣伝費・・・バナー作成にかかる料金など
  • 消耗品費・・・休憩の際の飲食費(お茶やお菓子など・ティッシュペーパーなど
  • 家事関連費・・・仕事場にかかる家賃や光熱費。自宅の場合は全額対象にはならない
  • 衣装代・・・メディア出演や宣材写真の時に使用した服
  • 交通費/交際費・・・打ち合わせの際の交通費や飲食代
  • 事務用品費・・・文房具やパソコンなど

など、幅広く分けられています。

自宅で作業する場合は、仕事するための場所も個人的なスペースも同じになりますよね。

収入によっても変わってくる可能性がありますが、家賃の1/3程度を必要経費としたりすることが大抵で、全額を必要経費にすることはできませんので注意が必要です。

また、必要経費は領収書が必要となりますので、必要経費として計算したいものを購入した際は必ず領収書を貰ってくださいね。

確定申告をしなくてもバレない?罰金はある?

占い師は、本業もそうですが特に副業としての注目度が高く、この記事をご覧になっている人の中にも副業で占い師をしてお金を稼ごうと考えている方は多くいらっしゃるでしょう。

先ほどご説明した通り、副業の場合は所得20万円から確定申告が必要なので、毎月2万円弱の所得で確定申告が必要になります。

確定申告は複雑で面倒くさいイメージがありますし、ちょっとくらい確定申告しなくても平気なのでは?と思う人もいるかもしれませんが、無申告や申告漏れが見つかった場合、ペナルティがあります。

例えば、確定申告を期限までに行わなかった場合は無申告加算税となり、本来の納税額に加えてその15%~20%を追加で納税しなければいけません。

また、申告しなければいけないのに何年も無申告のままだと、バレた時に過去の分もさかのぼって払わなければならないので注意が必要です。

無申告や申告漏れのリスクを考えると、税務署にバレるかバレないかに賭けるより、手間ではありますが確定申告をするほうが良いでしょう。

まとめ

今回は占い師の税金事情についてご説明させていただきました。

確定申告は大変そうなイメージがありますが、占い師を本格的に仕事にしようと考えているのならば、早いうちから確定申告を行っておけば脱税問題にもひっかからないので、不安なら確定申告をした方いいでしょう。

これから占い師になりたい!と考えている人は、税金問題のみならずスキル面でも色々気になることがあるかと思います。

など、これから占い師を目指す方に向けての記事もありますので是非チェックしてみてくださいね。

以上、「占い師になる!確定申告は必要?税金に関して紹介!」でした!

 

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